蒼雷
- 蒼雷
蒼雷が大地へ落下すると、その地点を中心として地中に特殊なエネルギーが残留する。 このエネルギーが周囲の鉱物や地下資源に長期間作用することで、魔鉱石が形成される。 そのため、魔鉱石の鉱脈は蒼雷の落下地点周辺に多く存在する。 ただし、蒼雷が落ちた場所すべてに同じ規模の鉱脈が形成されるわけではない。 地質、地下水、周辺の鉱物などによって、形成される魔鉱石の性質は変化する。 旧文明の人類による「避雷針」のような構造物が建てられた採掘場があり、そこでは魔鉱石を十分な量採掘で きる
魔鉱石
- 魔鉱石
魔鉱石とは、蒼雷が落下した地域を中心に形成される特殊な鉱物である。 最大の特徴は、内部に「魔力」と呼ばれる特殊なエネルギーを保持していること。 外見は青白く光る結晶を基本とする。 魔鉱石は単なるエネルギー資源ではなく、魔力を安定して保持・伝達・変換する性質を持ち、魔力文明のほぼすべての技術に利用されている。 魔鉱石には純度が存在する。 低純度魔鉱石 魔力の保持量が少ない。一般的な魔導具や生活用品に利用されていた。 中純度魔鉱石 十分な魔力を保持できるため、産業用として広く利用されていた。 高純度魔鉱石 非常に大量の魔力を保持する。 強力な魔導具や魔力炉などに利用されていた、取り扱いには高度な技術が必要。
魔力
- 魔力
魔力とは、「魔鉱石に宿る特殊なエネルギー」そのものである。 魔力は人間の生命力や精神力とは別物である。 人間は基本的に体内へ魔力を蓄えることができない。 魔力には以下のような性質がある。 *魔鉱石によって保持される *特定の術式によって現象へ変換できる *物質へ作用させることができる 人間が魔術や錬金術を使用する場合、魔鉱石を組み込んだ魔導具を介して魔力を利用する。 炎や電気と同じく、使い方によって恩恵にも災害にもなる
魔術
- 魔術
魔術とは、「魔力によって自然現象・物理現象を引き起こす技術」である。 魔術師自身が魔力を持っているわけではない。 魔鉱石を組み込んだ魔導具から魔力を取り出し、術式によって目的の現象へ変換する。 魔術は基本的に、 「魔鉱石→魔力→術式→現象」という流れで成立する。 例えば炎を発生させる場合、魔鉱石から魔力を取り出す。 ↓ 術式によって魔力を熱エネルギーへ変換する。 ↓ 周囲の物質を加熱する。 く 発火条件が成立し、炎が発生する。 つまり魔術は、魔力を現実世界へ作用させるための「変換技術」である。
錬金術
- 錬金術
錬金術とは、「魔力によって物質を生成・変化・錬成する技術」である。 魔術が「現象」を対象とするのに対し、錬金術は「物質」を対象とする。 錬金術では魔力を物質へ作用させ、 * 形状を変える *性質を変える *異なる物質へ変換する *複数の物質を融合する *特定の物質を生成する などの操作を行う。 ただし、何でも自由に作れるわけではない。 複雑な物質ほど必要な魔力・知識・設備が増える。
魔導具
- 魔導具
魔導具とは、「魔鉱石を利用して魔力を扱う道具」の総称である。 魔導具には、 ・魔鉱石 ・魔力を伝える機構 ・術式 ・制御機構 などが組み込まれている。 魔導具の種類、 ・生活用魔導具 *魔導灯 *冷暖房装置 *調理器具 *浄水装置 *通信機 ・産業用魔導具 *掘削機 *精錬装置 *錬金設備 *工場機械 *建設機械 ・軍事用魔導具 *魔導砲 *防壁発生装置 *魔導武器 *探知装置 *防衛機械 ・医療用魔導 魔力を利用した診断・治療・手術などに使用される。
魔導車
- 魔導車
二輪魔導車、四輪魔導車、魔導列車等が存在する。 頑張って修理すれば、中純度の魔鉱石で動かせるかもしれない。
魔導都市レグニス
- レグニス
- 魔導都市
魔術と魔導技術を中心とした、旧文明の世界最大級の都市国家。 旧文明の巨大世界で最初に蒼雷が落ちたとされる湖「蒼雷湖」を中心として建設された。 長い戦乱の後に発展し、世界各地から様々な人々が集まる都市となった。大図書館や様々な施設を有し、多様な人々が活動していた。 都市は円形で、中心部から外側へ向かって広がるように「上層」「中層」「下層」の三つに区分され、隣接してい る。 魔鉱石を利用した魔力文明の中心地として繁栄したが、後に魔力の爆発によって崩壊した。
上層(魔導都市レグニス)
- 上層
魔導都市レグニスの上層。 上層は都市の中心部に位置し、王城や政治・学術・魔術に関わる重要施設が集まる中枢区域。 王城をはじめ、大図書館や魔術・錬金術に関係する施設など、都市を象徴する重要な建造物が存在していた。 都市の中心であるため、他の区域と比べて特に重要な施設や人物が集まりやすい区域だった。 魔力炉の爆発によってレグニスが崩壊した後は、かつての都市中枢も廃墟となっている。
中層(魔導都市レグニス)
- 中層
魔導都市レグニスの中層。 中層は上層を取り囲む区域で、商業施設や居住区、様々な公共施設などが存在する主要市街地。 上層ほど都市の中枢ではないものの、下層よりも中心部に近く、レグニスの活気を象徴する区域の一つだった。 現在は他の区域と同様に崩壊し、かつての街並みの多くが廃墟となっている。
下層(魔導都市レグニス)
- 下層
魔導都市レグニスの下層。 下層は都市の内周にあたる区域で、市場、工房、倉庫、住宅など、人々の生活に密接した施設が多く存在していた。 都市の外部と接する場所でもあり、レグニスを訪れる人々が最初に目にする区域の一つだった。 上層や中層と比べて都市の中枢から離れているため、様々な人々や物資が集まりやすい区域でもあった。
オートマタ
- オートマタ
オートマタは、人類によって作られた機械生命体である。 魔鉱石のコアが存在し、それによって動ける。 コアの魔力は、体内を循環する仕組みになっており、魔力を消費しないため、補充の必要がない。 コアは、オートマタが同意した場合のみ、ボディが開き取り外しが可能。その後はコアを元に戻すと、自動でボディが閉まり、再起動される。 個体ごとに学習能力や判断能力を持ち、長期間活動することで独自の人格を形成する場合もある。 姿は多種多様で、 * 人型 *動物型 *球体型 *多脚型 *作業機械型 などが存在し、様々な用途で使われていた。 「大厄災」による影響で、全てのオートマタはマギナへと変異したとされている。
マギナ
- マギナ
マギナは「大厄災」の影響でオートマタが変異した存在、オートマタと同じく、魔鉱石のコアにより動いている。 オートマタだった頃の記録は全て失い、見た目もオートマタの頃より大きく変化し、知能が低下している。 金属、機械的な見た目の上から、建物の瓦礫を纏った姿。 動物の形に変化したものから、どの既存の生物にも該当しない特殊な形や習性に変化したマギナも存在する。 マギナは、人や生物を襲うことはない、好奇心が強く友好的で、自然の生物たちと行動を共にする個体も存在する。 また、マギナ同士で群れる個体、単独で行動する個 マギナは、自身の魔力の補給のため、魔鉱石の近くに集まることが多い。
天柱(マギナ)
- 天柱
海を歩く姿が観測されている超大型のマギナ。細長い胴体と非常に長い脚を持ち、その巨体は雲に届くほど大きい。 その特異な在り方から、「天柱」という個体名が付けられている。 建物などを身体に取り込むことで、巨大な身体へ作り替えた個体と考えられる。 他のマギナと同じく、生命体に危害を加える意思はないが、自身以外の生命を認識していない。そのため、近づいた生命体が脚に巻き込まれるなど、意図せず危険な状況を引き起こすことがある。 同様の特徴を持つ個体が複数確認されている。
魔力炉
- 魔力炉
魔力炉によって、 *都市照明 *交通 *通信 *工業 *医療 *上下水道 *防衛設備 *大規模錬金術 などが発展した。 黄金都市レグニスは世界最大級の魔力炉を建設し、世界の魔力文明の中心となっていた。
大厄災
- 大厄災
旧文明の記録では、 世界最大級の魔力炉を有していた魔導都市レグニスで、魔力炉が完全に制御不能となり、魔力炉は爆発し、これによって莫大な魔力の波が世界中へ広がった。 これによって文明は大きく崩壊した。 といった内容の記述が最後に残されている、詳しい詳細は不明。 文明崩壊後の人類は、それを「大厄災」と呼んでいる。 現在は、大厄災の影響で世界中が魔力で覆われてい る。
神代國(かみしろのくに)
- 神代
- 神代國
- 東方
- 東
- 森林
「神代國(かみしろのくに)」は、旧文明の山々と森林の多い東方に存在していた国。 「和様建築」という神代國独自の建築様式を持っている。 普通に植物を育てたり、鉱石を精錬したりするのではなく、成長・生成の途中に魔力を与えることで、本来とは異なる性質を持つ素材へ変化させるといった、植物や鉱物などの生成過程に意図的に作用させる技術が発達していた。 他にも、刀などの金属を鍛える際、単純に魔力を流し込むのではなく、金属の中へ魔力を「編み込む」ように定着させる特殊な鍛造法を持つ。 大災厄の影響によって崩壊した。 現在は森に飲み込まれていて、苔むした鳥居や、木々の間に残る古い街道、倒壊した城郭などが見つかる。
錬金国家アルケミア
- アルケミア
- 錬金国家
- 西方
- 西
- 砂漠
西方に存在していた、錬金術を国家の中心に据えていた旧文明の国。 レグニスが「魔術・魔導技術の中心」だったのに対して、こちらは「物質を変える技術」の発展地。 鉱物、植物、魔鉱石、生物由来の素材など、あらゆるものを研究していた。 大災厄の影響によって崩壊した。 国土には巨大な錬金工房や研究施設が存在し、 ・素材の精製 ・合金の製造 ・魔鉱石の加工 ・人工素材の生成 ・建築材料の製造 ・医療用素材の生成 ・食料や保存技術 などが盛んだった。 そのため現在の廃墟もかなり特徴的で、 街そのものが巨大な錬金工房だった ような場所もある。 錬金術によって作られた人工物が、大厄災から100年以上経った今でも残っている。
マリニア海洋連邦
- マリニア
- 海
- 連邦国家
- 南方
- 南
南方の海域を中心に存在した旧文明の海洋国家。 一つの巨大な都市ではなく、複数の港湾都市・島・海上施設によって形成された連邦国家。 海と非常に密接な文明で、 ・大型、中型、小型魔導船 ・海底探査 ・海上輸送 ・漁業 ・海洋資源の採取 ・海上都市 ・灯台 ・港湾施設 などが発達している。 大災厄の影響によって崩壊した。 現在でも海沿いに行くと、巨大な防波堤や港、海上に残された建造物を見ることができる。 海底にも旧文明の遺跡が大量に沈んでいて、崩壊した海上都市の一部が海面から突き出していたり、巨大な船が街の1部になっていたりする。 「天柱」と、出会えることもあるかもしれない。
動力国家ヴァルディア
- ヴァルディア
- 動力国家
- 北
- 北方
- 雪原
北方の寒冷地帯に存在した旧文明の王国。 機械工学・大型建造物・交通技術を強く発達させていた国。 魔力を「動力」として利用することに長けていた国で、 ・巨大な魔導車 ・魔導列車 ・鉱山用機械 ・大型クレーン ・自動工場 ・巨大な暖房設備 ・雪や氷を利用した保存施設 等が存在している。 北方という環境のため、都市には巨大な暖房設備が張り巡らされていた。 大災厄の影響によって崩壊した。 現在は雪に埋もれた都市跡や、山中を走る古い線路、停止した魔導列車などが残っている。