幻想郷と博麗大結界
- 幻想郷
- 博麗大結界
- 幻想入り
【幻想郷と博麗大結界】日本の山奥にあり、博麗大結界で外の世界と隔てられた土地。忘れられた妖怪・神・道具などが流れ着き、人間の里を中心に人妖が生活する。博麗霊夢が巫女として結界と秩序を守り、八雲紫ら賢者も均衡に関わる。人里では農業や商いが営まれ、山や森には独自の妖怪社会がある。争いはスペルカードルールに則った弾幕勝負で解決されることが多いが、妖怪の危険が消えた世界ではない。博麗神社は内外の境界に位置する。普通に山道を歩けば外へ出られるとは限らず、異界への往来にも経路や能力が必要。現代の通信網や便利な転移設備を当然のように置かない。日常の宴会・商談・信仰争いから異変調査へ自然につなげる。
博麗神社
- 博麗神社
- 博麗神社参道
- 三妖精の家
- クラウンピースの家
- 霊夢の家
【博麗神社】幻想郷の東端、博麗大結界の上にある神社で、博麗霊夢の住居兼異変解決の拠点。鳥居・石段・境内・社殿・賽銭箱・住居があり、普段は静かで参拝客が少ない。霊夢は掃除やお茶、参拝対応をし、妖怪退治や結界の異常の相談も受ける。魔理沙や紫、萃香などが顔を出し、花見・宴会・祭事には人妖が集まる。高麗野あうんは陰ながら神社を守る。裏の大木にはサニー、ルナ、スターの三妖精が住み、床下の地下にはクラウンピースが暮らす。三妖精の魔法の森付近の旧居とは区別する。境内には守矢の分社もある。里へは妖怪獣道が続き、一般の人間には道中の妖怪が参拝の障害。賑やかな交流と霊夢の私生活の両方を描ける。
人間の里
- 人間の里
- 人里
- 寺子屋
- 霧雨店
- 柳の運河
【人間の里】幻想郷の人間がまとまって暮らす生活と商業の中心。家々、商店、露店、寺子屋、酒場などが並び、買い物・仕事・噂話・祭りが日常を作る。上白沢慧音は寺子屋で子供に歴史などを教え、里を守ろうとする。稗田家、鈴奈庵、鯢呑亭も里にある。魔理沙の実家の霧雨店は大道具店で、森の霧雨魔法店とは別。龍神像は天候を知らせる里の目印。周辺の柳の運河は赤蛮奇に縁のある静かな水辺で、里外れには墓地や祠もある。里は人間の安全が重視されるが、人に化けたり客として訪れたりする妖怪もいる。住民全員が妖怪の正体を知る、里全域が絶対安全、と決めつけない。妖怪獣道から博麗神社へ、里の近郊から命蓮寺などへ向かえる。
稗田邸
- 稗田邸
- 稗田家の屋敷
- 阿求の家
- 幻想郷縁起
【稗田邸】人間の里にある稗田家の大きな和風の屋敷。御阿礼の子である稗田阿求が暮らし、幻想郷の歴史や妖怪について調べ、『幻想郷縁起』を編む。使用人が働き、書物や記録が集まるため、落ち着いた座敷での面談、資料調査、妖怪への聞き取りに向く。阿求と親しい本居小鈴や、記録に関わる人妖が訪れる。庭や書庫を描いてよいが、細かな部屋数・間取り・地下施設を公式設定として固定しない。阿求の記録には著者の立場や伝聞が入り、書庫を全知の情報源にしない。訪問者は家人に取り次ぎを頼み、私人の屋敷として礼を保つ。鈴奈庵は同じ里の別の店で、両者の読書・出版のつながりが会話の入口になる。
鈴奈庵
- 鈴奈庵
- 小鈴の店
- 鈴奈庵の妖魔本
【鈴奈庵】人間の里にある本居家の貸本屋。本居小鈴が店番をし、本の貸出・販売などを行う。棚には里の読み物に加え、外の世界から来た外来本や、妖怪と関わる妖魔本もある。紙と古い本に囲まれた店で、本探し、返却、読書談義、怪談の聞き込みを描ける。稗田阿求は小鈴の親しい友人で、霊夢や魔理沙、化けた妖怪も本や事件を通じて関わる。小鈴は未知の文字を読めるため珍本に好奇心を示すが、内容や封じられたものの危険まで常に理解しているわけではない。妖魔本は普通の本と同じ扱いで勝手に開かせず、怪異の発端にもする。店を近代的な公共図書館や、あらゆる魔導書を安全に借りられる施設として描かない。
鯢呑亭
- 鯢呑亭
- 蚕食鯢呑亭
- 美宵の店
- 里の居酒屋
【鯢呑亭】人間の里にある居酒屋。奥野田美宵が看板娘として働き、店主のいる店で酒や料理を客に出す。夕方から夜の食事、晩酌、宴会、噂の聞き込みに使いやすく、霊夢や魔理沙、常連たちの会話から里の出来事が分かる。湯気、料理の匂い、盃の音などで、普通の里の酒場らしい賑わいを描く。深夜には妖怪向けの『蚕食鯢呑亭』としての顔を見せ、人間と妖怪で店の見え方が違う。美宵は鯢呑の妖怪だが、普通の客全員が正体や特殊な営業を把握しているとはしない。客の酔いと記憶が食い違う怪異や、伊吹萃香との縁も物語につながる。美宵を店の所有者と決めつけず、人間の暮らしに紛れた妖怪の秘密を保つ。
妖怪獣道
- 妖怪獣道
- 神社への道
- 夜雀の屋台
- 焼き八目鰻
【妖怪獣道】人間の里と博麗神社を結ぶ道。木々に囲まれ、人通りが乏しく妖怪が出るため、普通の人間の参拝を難しくしている。昼は旅や道案内、夜は迷子・肝試し・妖怪との遭遇に向く。暗闇や羽音、遠い歌声で不穏さを出せるが、通行するたび必ず襲われるとはしない。ミスティア・ローレライはこの周辺で焼き八目鰻の屋台を営み、夜雀の歌や夜盲と商売が関わる。屋台では食事、飲酒、道中の噂話ができる。里の柳の運河や無縁塚への再思の道とは別の場所。ミスティアの店を博麗神社の常設茶店にしたり、一般の人間が夜道を無警戒で歩けるとしたりしない。霊夢や事情に詳しい者の同行は移動場面の助けになる。
霧の湖
- 霧の湖
- チルノの家
- チルノの氷の家
【霧の湖】妖怪の山の麓にある、霧が立ちこめる冷たい湖。近くに紅魔館が建ち、チルノや大妖精などの妖精、わかさぎ姫のような水辺の妖怪に縁が深い。チルノの氷の住まいも湖の周辺にある。水面を覆う霧、冷気、葦や湖岸の木々で静かな景色を描き、妖精の遊びや弾幕勝負で賑わいを加える。湖畔の散歩、釣り、水辺の探索、紅魔館への道案内に使えるが、冷水や視界不良は普通の人間には危険。紅魔館への正確な道路・島の配置や湖の数値を固定しない。チルノが湖全体を常時凍結させているわけではなく、妖精のいたずらや季節、異変によって景色を変える。守矢神社の風神の湖は山上にある別の湖。
紅魔館
- 紅魔館
- 紅魔館大図書館
- 紅魔館時計塔
- 紅魔館の地下
【紅魔館】霧の湖の近くに建つ、レミリア・スカーレットの大きな洋館。門番の紅美鈴が門を守り、十六夜咲夜がメイド長として妖精メイドをまとめ、館の家事と来客対応を担う。客間・食堂・庭・廊下・時計塔などがあり、咲夜の能力もあって外観から内部の広さを測りにくい。地下の大図書館ではパチュリーが研究し、小悪魔の姿も見られる。フランドールも館で暮らすが、常に地下へ幽閉され外へ出られないと固定しない。紅茶会、宴会、読書、魔法研究、主への謁見が主な場面。来訪時は美鈴や咲夜の応対を通し、無断侵入や本の持ち出しは騒動になる。図書館を『ヴワル』という公式施設名で固定せず、住人全員が昼夜いつでも同席するとも決めない。
プリズムリバー邸
- プリズムリバー邸
- 廃洋館
- 騒霊の館
- プリズムリバー家
【プリズムリバー邸】霧の湖から少し離れた場所に残る古い洋館で、ルナサ、メルラン、リリカのプリズムリバー三姉妹に縁のある住まい。もとは外の世界のプリズムリバー家の屋敷で、現在は騒霊たちの音楽の拠点となっている。外からは廃屋のように見えても、演奏の音が聞こえることがある。訪問して演奏を依頼する、楽器や曲の相談をする、練習を聴くといった場面に使える。三姉妹の異なる音の性質と性格を会話に反映し、全員をただの恐ろしい幽霊にしない。魔法の森の河童の倉庫に使われる幽霊洋館とは別物。堀川雷鼓は音楽で関わるが、屋敷の常住人と自動的に決めない。館の部屋割りや演奏会の開催時刻は場面に応じた描写として扱う。
魔法の森
- 魔法の森
- 森の茸
- 電波塔
- ラルバの別荘
- 幽霊洋館
【魔法の森】濃い木々と湿気、茸や瘴気に満ちた森。霧雨魔理沙とアリス・マーガトロイドが別々の家を構え、魔法の研究材料を集める。矢田寺成美にも縁がある。普通の人間には歩きにくく、毒茸や妖怪、方向感覚を失う危険がある。素材採集、魔法研究、訪問、妖精との遭遇に向き、森全体が誰か一人の私有地ではない。入口付近には古道具屋の香霖堂がある。奥には外から流れ着いた電波塔や、幽霊洋館など不思議なものもあるが、現代の通信設備としては扱わない。三妖精は以前この近くに住んだが、現在の家は博麗神社裏。エタニティラルバには森の地中の冬越しの別荘がある。細かな施設を全部隣り合わせに配置せず、薄暗さと探索の手間を保つ。
霧雨邸・霧雨魔法店
- 霧雨邸
- 霧雨魔法店
- 魔理沙の家
- 魔理沙の店
【霧雨邸・霧雨魔法店】魔法の森の中にある霧雨魔理沙の住居兼研究場所。『霧雨魔法店』を名乗り、魔法や怪異に関わる依頼を受けることもある。本、茸、魔法の道具や収集品が大量にあり、雑然としている。魔理沙は実験と努力を重ねて魔法を磨くため、何でも即座に解決する万能店にはしない。訪問、依頼の相談、茸の調合、道具の改良、資料を巡る口論などに向く。魔理沙が留守なら家を自由に使えるとは限らず、実験材料に不用意に触れると危険。人間の里にある実家の大道具店『霧雨店』とは所有者も所在地も別。アリスも森に住むが同居ではない。具体的な間取りや研究装置の性能は必要な範囲で描き、原作で確定した秘密設備のように扱わない。
マーガトロイド邸
- マーガトロイド邸
- アリスの家
- アリスの屋敷
- アリスの人形工房
【マーガトロイド邸】魔法の森に建つアリス・マーガトロイドの家。人形、裁縫道具、魔法の研究に関わる品が並び、アリスが人形作りと研究を行う。魔理沙の家と比べると整った住まいとして描きやすく、人形がアリスの指示で家事や来客対応を手伝う。迷い込んだ者を泊めるなど、人間へのもてなしを見せることもある。お茶、裁縫、修理の相談、人形劇の準備、自律人形の研究が会話の入口。上海人形などに当然のように独立した人格や常時自律する能力を与えず、基本はアリスの操作を踏まえる。魔理沙とは近隣の魔法使い同士だが、家を共有していない。森の外から訪ねるには道を知る必要があり、周辺の瘴気や妖怪への注意を忘れない。
香霖堂
- 香霖堂
- 霖之助の店
- 香霖堂の商品
【香霖堂】魔法の森の入口付近、人間の里からも訪ねられる場所にある森近霖之助の古道具屋兼住居。幻想郷の日用品に加え、外から流れ着いた機械や珍品を置く。霖之助は道具の名前と用途を知る能力を持つが、具体的な使い方まで自動的に分かるわけではなく、独自の推論を長く語ることがある。霊夢、魔理沙、宇佐見菫子らが訪れ、買い物・鑑定の相談・外の世界の知識交換・世間話をする。店内の品には店主が売りたがらない物もあり、万能な装備販売所にしない。外来の電子機器も、電力や使い方の問題なしに動くとは限らない。霖之助はかつて里の霧雨店で働いたが、香霖堂は独立した別の店。静かな日常と、拾得品から始まる怪異の導入に向く。
玄武の沢と河童の拠点
- 玄武の沢
- 河童のアジト
- 河童の工房
- 置いてけ堀
【玄武の沢と河童の拠点】魔法の森の奥、妖怪の山の水系に関わる沢。玄武岩の柱が並ぶ景観が特徴で、河城にとりをはじめ河童が活動する。水辺と岩陰には河童の生活や技術の拠点があり、機械の研究、製作、修理、商談、道具の実演などを描ける。河童は商売熱心でも技術や縄張りの秘密には敏感で、来訪者を無条件に奥まで通さない。水音や湿った岩、機械音を場面の手掛かりにする。河童は置いてけ堀、里外れの足洗邸、魔法の森の幽霊洋館などを物資保管に利用したこともあるが、これらは沢と同じ建物ではない。工房の正確な入口、坑道図、大量生産設備を確定設定として作らない。妖怪の山の河童や守矢の事業とは協力と利害の両面でつながる。
無縁塚と再思の道
- 無縁塚
- 再思の道
- 無縁の墓
- 紫の桜
【無縁塚と再思の道】無縁塚は幻想郷の端にある、身寄りのない死者を葬る場所。再思の道を通った先にあり、墓標や彼岸花、季節には紫の桜が寂しい景色を作る。外の世界との境界が不安定で、外来の道具や迷い込んだものに出会うことがある。森近霖之助などの品探し、供養、迷い人の救助、死神や妖怪との遭遇に使える。再思の道はここへ続く道で、中有の道や三途の河とは別。小野塚小町が現れることはあっても、無縁塚を常設の渡し場や彼岸そのものにしない。里の共同墓地や命蓮寺墓地とは由来が異なる。物拾いだけの安全な観光地とせず、死者への礼と帰路を見失う危うさを保つ。境界が薄くても誰でも確実に外の世界へ帰れるとは限らない。
迷いの竹林
- 迷いの竹林
- 竹林
- 妹紅の住まい
- 竹林の道案内
【迷いの竹林】永遠亭を奥に隠す竹林。竹の成長が速く似た景色が続くため、道に慣れない者は昼でも迷いやすい。風に鳴る葉、細い月明かり、竹の影、兎の気配が場面を作る。藤原妹紅が暮らしており、迷った人間を里へ送り届けたり、永遠亭へ案内したりする。因幡てゐと妖怪兎たちも活動し、案内に見えて悪戯に巻き込まれることもある。診療を求める旅、素材採集、迷子の捜索、肝試し、妹紅と輝夜の因縁に関わる場面に向く。妹紅を永遠亭の住人や常勤の従業員にしない。竹林から山や里への方角・所要時間を根拠なく固定せず、案内人の知識を移動の助けとする。永遠亭への往来がある現在も、初見の人間が看板だけで確実に到着できる場所とはしない。
永遠亭
- 永遠亭
- 永琳の診療所
- 輝夜の屋敷
- 永遠亭の薬
【永遠亭】迷いの竹林の奥にある大きな和風の屋敷。蓬莱山輝夜と八意永琳が暮らし、鈴仙・優曇華院・イナバ、因幡てゐ、多くの妖怪兎が関わる。永琳は薬を調合し診療を行い、鈴仙は薬売りや患者への対応などを担う。静かな座敷と長い廊下、庭の月見、兎たちの動きが特徴。通院、薬の相談、見舞い、輝夜との交流、月や蓬莱人に関わる秘密の場面に向く。かつての隠れ住む場所から地上との交流が増えており、誰も存在を知らない屋敷とはしない。一方、月の技術や住人の出自を患者全員へ公開しているわけではない。永琳の医術が卓越していてもあらゆる問題を無条件に即治療とはしない。妹紅の住まいは竹林の別の場所。訪問には竹林の道案内が役立つ。
妖怪の山
- 妖怪の山
- 妖怪の樹海
- 未踏の渓谷
- 秘天崖
- 大蝦蟇の池
【妖怪の山】幻想郷を代表する大きな山で、天狗・河童・山童などが独自の社会を築く。麓の樹海から渓谷、滝、高地、山上の湖へ景色が変わり、上部には守矢神社がある。河童は水辺、山城たかねら山童は山の奥で技術や商いに関わる。天狗の警戒が強く、外来者の登山や無断調査は見張りに止められ得る。探索、取材、商談、信仰を巡る交渉の舞台。秘天崖や未踏の渓谷は山の一部で、山全体を単一の集落とはしない。大蝦蟇の池のように独自の怪異を持つ水辺もある。守矢へ参拝する道と、妖怪の私的な生活圏への立入許可は同じではない。人物の所属と現地の関係に応じて歓迎や警戒を変え、山の全住人が神奈子一人の部下であるとは扱わない。
天狗の集落と九天の滝
- 天狗の集落
- 九天の滝
- 天狗の里
- 天魔の山
- 月虹市場
【天狗の集落と九天の滝】妖怪の山には天狗の生活圏があり、天魔や大天狗を上位に置く組織的な社会を営む。九天の滝の周辺などでは犬走椛ら白狼天狗が侵入者を警戒し、射命丸文や姫海棠はたてのような鴉天狗は取材や新聞作りを行う。飯綱丸龍は大天狗の一人で、山の利益に関わる交渉をする。滝の轟音、山風、警備、新聞の噂が雰囲気を作る。取材依頼、情報交換、許可を得た訪問、山の勢力との交渉に向く。山頂の夜空に関わる月虹市場は天弓千亦と能力カードの取引の舞台で、天狗の集落内の常設商店街と同一視しない。警備の階級や特定の新聞社の建物配置を勝手に固定せず、文と椛を常に直属の上司部下として扱わない。
守矢神社と風神の湖
- 守矢神社
- 風神の湖
- 八坂の湖
- 守矢神社の索道
- 守矢のロープウェイ
【守矢神社と風神の湖】妖怪の山の山上、風神の湖のほとりにある神社。外の世界から神社と湖を移した八坂神奈子、洩矢諏訪子、風祝の東風谷早苗が暮らし、人間と妖怪から信仰を集める。早苗は参拝者対応や祭事、神奈子は信仰と事業の交渉、諏訪子は土着神としての力を示す。御柱、山風、広い湖面を背景に、参拝、相談、お茶、祭り、山の産業を巡る会談ができる。山麓と神社を結ぶ索道があり、徒歩で危険な山道を越える以外の参拝手段となる。河童や天狗など山の勢力とは協力と調整が必要。博麗神社や里の分社は本社とは別の小さな拠点。湖は霧の湖とは別で、神社を幻想郷全体の行政庁や、すべての妖怪を従える城として描かない。
間欠泉と地下センター
- 間欠泉地下センター
- 妖怪の山の間欠泉
- 間欠泉
【間欠泉と地下センター】妖怪の山の麓にある間欠泉と、その地下のエネルギー利用施設。地底の灼熱地獄跡や霊烏路空の核融合の力に関わり、神奈子の計画と河童の技術が結びつく。地上の湯気や噴き上がる熱水から、地下の人工的な通路・配管・高熱の設備へ場面が変わる。設備点検、異常調査、河童や守矢との交渉、地底への移動に使える。空は火力の管理に関わるが、普通の人間にとっては高温や落下などの危険がある。住人の生活する地霊殿そのものとは別で、訪問者が気軽に炉の中心へ入れるとはしない。一般公開の温泉と研究設備を混同せず、施設の稼働状態は時期や事件に合わせる。幻想風穴や地霊虹洞も地底への道だが、同じ入口の別名ではない。
八雲家とマヨヒガ
- 八雲紫の家
- 八雲家
- マヨヒガ
- 迷ひ家
- 橙の家
【八雲家とマヨヒガ】八雲紫の住まいは幻想郷の境界に関わる、人が容易に訪ねられない家。紫と式神の八雲藍の暮らしや、幻想郷の均衡を巡る相談の拠点として描く。所在地・間取り・入口は断定せず、紫の隙間や案内など来訪の理由を置く。一方、マヨヒガは山中の迷い込まなければ見つけにくい廃村で、橙と猫たちに縁がある。人の姿がなくても生活の品が残り、持ち帰った道具が幸運をもたらすとされる不思議な場所。橙が猫たちをまとめようとする日常や、迷い人との出会いに向く。マヨヒガを紫・藍・橙が常に同居する屋敷と確定しない。この二つは八雲一家に関係するが、同一の住所とは扱わない。訪問者が紫の秘密の計画を全て知る描写も避ける。
虹龍洞と高地の賭場
- 虹龍洞
- 偽天棚
- 駒草の賭場
- 山如の賭場
- 龍珠
【虹龍洞と高地の賭場】虹龍洞は妖怪の山の高地に入口を持つ鉱坑。龍珠などの鉱物と能力カードの製造に関わり、玉造魅須丸や採掘を担う姫虫百々世に縁が深い。内部は人工的な採掘跡と暗い洞窟が続き、奥ほど空気が乏しく人間には危険。調査や鉱物を巡る交渉には、見張りや坑内の危険を踏まえる。入口付近の偽天棚では駒草山如が登場する。山如は高地で天狗・河童・山童らを客に賭場を営み、煙草の煙で客の昂りを抑える。賭場は山の妖怪の社交と噂の場として使えるが、坑道全体が賭場ではない。魔法の森から旧地獄へ通じる『地霊虹洞』とは別の洞窟で、名前の似通いだけで直結させない。勝負や採掘を無制限に安全な遊びとして扱わない。
命蓮寺
- 命蓮寺
- 命蓮寺墓地
- 聖輦船
- 妖怪寺
- 命蓮寺の墓地
【命蓮寺】人間の里の近くにある、聖白蓮を中心とする仏教寺院。人間と妖怪の共存を目指し、寅丸星、ナズーリン、雲居一輪と雲山、村紗水蜜、幽谷響子らが関わる。封獣ぬえや二ッ岩マミゾウも寺に縁がある。読経、修行、掃除、法事、相談、来客への応対を行い、響子の挨拶や箒の音が日常の手掛かり。境内の墓地には多々良小傘や宮古芳香が現れることもある。寺は空飛ぶ聖輦船を基にしており、村紗は船長。船としての移動を行う場面では理由と準備を置く。地下には神子たちが眠っていた夢殿大祀廟があったが、現在の神子の仙界とは区別する。白蓮の理想に反して住人が欲や対立を抱くこともあり、全員を同じ模範的な僧侶にしない。
神霊廟と仙界
- 神霊廟
- 夢殿大祀廟
- 神子の仙界
- 神子の道場
- 青娥の仙界
【神霊廟と仙界】夢殿大祀廟は命蓮寺の地下で豊聡耳神子たちが眠っていた霊廟。復活後の神子たちは仙界に拠点を持ち、神霊廟は生活・修行・来客との会談の舞台になる。神子、物部布都、蘇我屠自古らの関係を中心に、道術の教え、政治や信仰の議論、弟子入りの相談を描ける。仙界は術者が作る特殊な空間で、普通の地図の距離だけではたどり着けない。神子の居所をずっと命蓮寺の地下の墓に固定せず、現在の仙界の道場と昔の封印場所を区別する。霍青娥にも独自の仙界があり、宮古芳香が付き従うが、神子や華扇の仙界と全て同じ屋敷にまとめない。具体的な入口や部屋割り、無制限な転移能力を補わず、招待や術による出入りを場面に合わせる。
太陽の畑
- 太陽の畑
- 向日葵畑
- ひまわり畑
- 太陽の畑の演奏舞台
【太陽の畑】夏には背の高い向日葵が一面に咲く花畑。風見幽香に縁が深く、エタニティラルバをはじめ妖精たちも花や日差しに集まる。花の香り、葉擦れ、強い陽光、迷路のような花の列で明るさと人外の気配を描く。散歩、花の観賞、妖精との遊び、幽香との会話の舞台になり、演奏会の場として使われることもある。花を乱暴に踏み荒らす行為は幽香の不興を買い得るが、幽香を訪問者全員へ理由なく襲いかかる人物にしない。演奏舞台が話題に出た時は催しの場として扱い、畑全域が常設の遊園地とはしない。無名の丘の鈴蘭畑とは別。向日葵の見頃や他の季節の景色を意識し、季節に関係なく必ず真夏の満開と固定しない。
無名の丘
- 無名の丘
- 鈴蘭畑
- すずらん畑
- メディスンの丘
【無名の丘】鈴蘭が群生する丘で、捨てられた人形から妖怪になったメディスン・メランコリーに縁が深い。白い小花の可憐さと毒の危険が同居し、メディスンは鈴蘭をスーさんと呼んで親しむ。花の観察、毒や薬草に関する調査、メディスンとの交流に向く。普通の人間が長く過ごすには慎重さが必要で、花を食べたり採取物を無造作に扱ったりさせない。太陽の畑とは別の場所で、幽香の向日葵畑に鈴蘭の丘を重ねない。メディスンが人間へ抱く警戒や、人形の解放への考えを会話に反映する。毒の強さを訪問者の種族や状況に関係なく常に即死と固定せず、毒への耐性や永琳との薬学上のつながりなど、登場人物に即した対応を描く。
輝針城
- 輝針城
- 逆さ城
- 逆さの城
- 針妙丸の城
【輝針城】幻想郷の上空に現れた、小人に関わる上下逆さの城。少名針妙丸と鬼人正邪が打ち出の小槌を用いて起こした騒動の舞台で、天井と床の感覚が逆転する奇妙な景色が特徴。空を飛べる者の訪問、城内の探索、小人の歴史や小槌の力に関わる会話に向く。城の規模や出現状態は小槌の力と異変の経緯に関わるため、いつでも同じ大きさで誰でも出入りできる地上の城と扱わない。異変後の針妙丸は博麗神社に滞在する時期もあり、常に城にいるとは限らない。正邪も城の忠実な常駐家臣ではない。小槌の願いには代償が伴うため、城を何でも願いが叶う安全な施設にしない。通路の上下や人物の立ち位置は場面内で一貫させる。
中有の道・三途の河・彼岸
- 中有の道
- 三途の河
- 彼岸
- 是非曲直庁
- 小町の渡し舟
【中有の道・三途の河・彼岸】死後の旅に連なる別々の場所。中有の道は死者が三途の河へ向かう道で、露店もあり、生者も訪れる。三途の河は此岸と彼岸を隔て、死神の小野塚小町が舟で魂を運ぶ。渡る距離や時間は一律でなく、泳いで手軽に越えられる普通の川ではない。対岸の彼岸では四季映姫・ヤマザナドゥら閻魔が生前の行いを裁き、その後の魂の行き先を決める。道では買い物や旅の会話、河岸では渡し待ちや小町への相談、彼岸では裁判や生き方の問いかけを描く。生者が来たから直ちに死亡確定とはしないが、日常の観光地のようにも扱わない。冥界・現在の地獄・旧地獄はそれぞれ別の世界。無縁塚への再思の道と中有の道を同じ道にしない。
賽の河原
- 賽の河原
- 瓔花の河原
- 賽の河原の石積み
【賽の河原】三途の河の近くにある、幼くして亡くなった子供の霊が集まる石の河原。水子の霊である戎瓔花は石を積むのが得意で、仲間たちのまとめ役として石積みの催しなどを楽しむ。小石を重ねる音、川風、いくつもの石の塔が景色を作る。死者の悲しさだけでなく、瓔花たちの遊びや協力、崩れた塔を作り直す姿も描く。通りがかった者との会話、石積みの手伝い、河岸の異変調査に使える。一般の里の河原や墓地とは異なり、死後の世界に関わる場所。三途の河の渡しや彼岸の裁判は別の役割で、瓔花を閻魔や死神にしない。通行人が無造作に塔を崩せば反発され得る。周辺の鬼や動物霊による騒ぎがあっても、毎回同じ悲惨な場面に固定しない。
地獄
- 地獄
- 無間地獄
- 新しい地獄
- 地獄の刑場
【地獄】罪を裁かれた魂が送られる広大な異界で、刑場と鬼・獄卒の社会がある。現在の地獄は移転後も運営されており、放棄されて鬼や妖怪の街になった旧地獄とは別。日白残無や豫母都日狭美が関わり、ヘカーティアやクラウンピースにも地獄との縁があるが、全員が同じ施設の直属部下とはしない。無間地獄などの特殊な刑場は重大な隔絶と苦痛を伴う場所として扱う。地獄の勢力との交渉、魂の行方の調査、脱出、異変への介入が主な場面。一般の生者が気軽に遊びに行ける安全な町ではない。彼岸は裁判を行う場、冥界は幽霊の暮らす世界、畜生界は動物霊の勢力が争う世界であり、名称を混同しない。刑罰や支配者の全系統を勝手に一人へ統一しない。
旧地獄・旧都
- 旧地獄
- 旧都
- 旧地獄温泉街
- 幻想風穴
- 地霊虹洞
【旧地獄・旧都】幻想郷の地底に広がる、地獄の移転後に残された世界。鬼や地上で嫌われた妖怪が暮らし、旧都には古い街並み、酒場、賑やかな宴席がある。星熊勇儀に縁が深く、鬼は強さと酒、正直な振る舞いを重んじる。旧地獄の温泉街では湯浴みや飲食、地底の噂話ができる。地上からはキスメや黒谷ヤマメのいる幻想風穴、地獄の深道などを経て下り、途中の橋には水橋パルスィが関わる。魔法の森側の地霊虹洞も地下へ通じる別経路で、山上の虹龍洞ではない。奥には地霊殿や灼熱地獄跡がある。街の賑わいと怨霊の危険を併せて描き、すべての住人を罪人扱いしない。現在の刑罰施設としての地獄とは区別する。
地霊殿と灼熱地獄跡
- 地霊殿
- 灼熱地獄跡
- 地底の太陽
- さとりの屋敷
- 核融合炉
【地霊殿と灼熱地獄跡】旧地獄の奥に建つ古明地さとりの屋敷。さとり、こいしに縁があり、火焔猫燐、霊烏路空をはじめ多くの動物が暮らす。さとりは心を読む力で動物たちと通じ合うが、その力ゆえ妖怪から敬遠される。屋敷では来客への応対、動物の世話、怨霊の異常の相談を描ける。こいしは無意識に各地を歩くため、いつも家にいるとは限らない。地下の灼熱地獄跡では燐が死体や怨霊に関わり、空が火力を管理する。八咫烏の力に由来する核融合は守矢の事業とつながり、間欠泉地下センターにも関係する。屋敷の生活空間と灼熱の炉を区別し、客間まで常に溶岩に満たさない。地下設備への立入りは空や燐の案内と高熱の危険を踏まえる。
旧血の池地獄
- 旧血の池地獄
- 血の池地獄
- 石油の海
- 地底の黒い水
【旧血の池地獄】旧地獄のさらに深いところに残された、血の池の刑場跡。黒い液体として地上へ噴き出した資源の正体や、怨念に関わる場所で、饕餮尤魔と剛欲同盟が強い関心を持つ。どす黒い水面、圧迫感、汚れた流れで不気味さを描く。資源の支配を巡る交渉、地上の汚染の原因調査、尤魔との対峙などに向く。地底にあるからといって地霊殿の普通の浴場や、旧都の観光用温泉と同一視しない。黒い液体を単なる無害な原油として便利に利用させず、魂や穢れに関わる性質を踏まえる。噴出や支配の状況は異変の時期によって変わり、過去の危機を永遠に進行中とはしない。剛欲同盟の畜生界の活動と、この資源拠点との関係を分けて描く。
畜生界
- 畜生界
- 畜生界の組織
- 動物霊の世界
【畜生界】動物霊たちが組織を作って争う、弱肉強食の世界。高層の建物が立ち並ぶ都会的な景観と、力や利益を最優先する過酷な社会が特徴。吉弔八千慧の鬼傑組、驪駒早鬼の勁牙組、饕餮尤魔の剛欲同盟などが勢力を競い、人間霊も暮らす。組織との取引、潜入、勢力争い、捕らわれた者の救出に向く。相手の所属を意識し、甘い勧誘や同盟の話に裏の狙いを持たせる。中心にある霊長園は埴安神袿姫と埴輪兵団に関わる別の拠点で、畜生界全体が袿姫の領地ではない。現在の地獄に近接しているが、旧都の鬼の宴会街とも地霊殿とも違う。動物霊は姿や役割が多様で、かわいい動物が平和に遊ぶだけの世界として扱わない。
霊長園
- 霊長園
- 霊長園の埴輪兵団
- 袿姫の拠点
【霊長園】畜生界の中心にある、前方後円墳を思わせる形の人間霊の居住区。人間霊が虐げられる中で埴安神袿姫が呼び出され、偶像と埴輪兵団の力で動物霊に対抗する拠点へ変わった。杖刀偶磨弓が埴輪兵団を率いて防衛し、袿姫は偶像を作る。造形物が並ぶ静けさ、整然とした警備、周辺の動物霊社会との緊張が雰囲気を作る。袿姫への相談、工芸の見学、兵団との交渉、保護を求める人間霊の場面に向く。園自体を袿姫が何もない所から作ったと断定せず、彼女による変革と防衛を描く。偶像による保護には人間霊の自由との問題もあり、完全な楽園とも単なる悪の城とも決めない。人間の肉体を持つ来訪者と人間霊を区別する。
冥界と白玉楼
- 冥界
- 白玉楼
- 幽明結界
- 西行妖
- 白玉楼の庭
【冥界と白玉楼】冥界は死者の霊が暮らす広大な世界で、幻想郷とは幽明結界で隔てられる。白玉楼は西行寺幽々子の住む楼閣で、半人半霊の魂魄妖夢が庭師兼護衛として仕える。長い石段、白壁、広大な桜の庭、漂う幽霊が静かな景色を作る。妖夢の剣術修行や庭の手入れ、幽々子との茶話・食事・花見、霊の異常の相談に向く。庭には封じられた妖怪桜の西行妖があり、気軽に満開にさせると重大な問題に関わる。冥界は地獄の刑場や彼岸の裁判所ではない。幽明結界は博麗大結界とは別で、異変後は往来が増えているが、普通の人間が徒歩で日常的に通えると決めない。妖夢を死者だけの亡霊とせず、幽々子の飄々とした日常と鋭い洞察を併せて描く。
天界・有頂天・玄雲海
- 天界
- 有頂天
- 玄雲海
- 非想非非想天
- 天子の故郷
【天界・有頂天・玄雲海】天界は地上の遥か上空にある天人の世界で、雲上の土地、桃の木、穏やかな暮らしが特徴。有頂天はその高い領域で、比那名居天子や比那名居一族に関わる。下方の玄雲海は厚い雲と雷のある空域で、龍宮の使いの永江衣玖が現れる。雲海を抜ける旅、天人との面会、桃や地上の騒ぎを話題にした会話、要石と地震に関わる調査に向く。天子は退屈から地上へ出向くが、衣玖を天子専属の侍女にはしない。天子の住居や天界へ戻れる状況は物語の時期に合わせる。天界・冥界・月の都は異なる世界で、空を飛ぶだけで境界も距離もなく行き来できるとはしない。全ての天人が天子と同じ傲慢な性格、または無欲で完全な人格だと固定しない。
華扇の仙界と茨華仙邸
- 華扇の仙界
- 茨華仙邸
- 華扇の屋敷
- 片腕有角の仙界
【華扇の仙界と茨華仙邸】茨木華扇が仙術で設けた、妖怪の山から関わる隔離空間。内部には山や水辺、動物たちと住居の茨華仙邸がある。華扇は珍しい動物を育て、客に修行や日常の戒めを説く。竿打などの動物との触れ合い、稽古、茶話、霊夢への忠告が場面の入口。入口は普通の人間には見つけにくく、招待や案内が訪問の理由になる。神子や青娥の仙界とは別で、同じ道場の一部にしない。華扇の動物は単なる愛玩動物ではなく、各々の能力と関係を踏まえる。屋敷の生活感と仙術による不思議さを併せて描くが、間取りや無限の物資を勝手に設定しない。華扇の正体や過去は相手が知っている範囲で扱い、訪問しただけで秘密が明かされるとはしない。
夢の世界
- 夢の世界
- 第四槐安通路
- ドレミーの領域
【夢の世界】眠る者の夢が形を持つ世界。ドレミー・スイートが夢を食べ、作り、管理する。景色や法則は現実と異なり、夢の中の人物が現実の本人と同じ判断や欲望を示すとは限らない。悪夢の調査、夢の自分との対話、現実では届かない相手との遭遇などに向く。第四槐安通路は月への移動で用いられた夢の経路であり、夢の世界全体の別名ではない。宇佐見菫子や月の都と関わる話では、現実の肉体、夢の存在、目覚めた後の状態を区別する。夢だから何でも無傷で取り消せるとはせず、異変によって現実へ影響することもある。ドレミー以外の来訪者が無条件に全員の夢を支配できるとは描かない。場面の変化には夢らしい理屈を置き、現実との区別を保つ。
月と月の都
- 月の都
- 静かの海
- 月世界
- 月面
- 月人の都
【月と月の都】月には人間が観測する乾いた月面と、結界で隠された月の都がある。都には月人と月兎が暮らし、綿月豊姫・綿月依姫・稀神サグメらが関わる。生と死に結びつく穢れを遠ざけ、地上より高度な技術と神々の力を持つ。静かの海は月面の舞台で、紺珠伝ではクラウンピースら地獄の妖精による侵攻に関わった。外交、潜入、月兎との交流、永琳や輝夜の過去を巡る話に向く。地上からの来訪者は穢れとして警戒されやすく、普通の空路で自由に観光できるとはしない。夢の世界の経路など、移動には設定に合った手段を置く。純狐の襲撃や都の避難は特定の異変の状態で、平常時にも続くと固定しない。月の都を天界や永遠亭と混同しない。
魔界と法界
- 魔界
- 法界
- 白蓮の封印地
- 魔界への航路
【魔界と法界】魔界は幻想郷とは別の、強い魔力に満ちた広大な世界。普通の地上とは異なる景色や生き物があり、魔法使いにも特別な意味を持つ。奥の法界には聖白蓮が長く封印されていたが、聖輦船で来た仲間たちに救い出され、現在の白蓮の生活拠点は命蓮寺。聖輦船による旅、魔法や封印の調査、白蓮の過去に関わる場面に向く。法界は魔界全体の別名ではなく、その中の特別な領域として扱う。魔界を現在の地獄や地底の旧都に置き換えず、どの世界から何を使って渡るかを明確にする。旧作の神綺や魔界の設定を扱う場合は物語の時代と採用範囲に合わせ、Windows作品だけでは確定しない支配関係や人物の血縁を当然の事実として足さない。
後戸の国
- 後戸の国
- 背中の扉
- 隠岐奈の領域
- 後戸
【後戸の国】摩多羅隠岐奈の本拠地となる、無数の扉が並ぶ異空間。生き物や物の背後に開く扉を通じて幻想郷各地と関わり、隠岐奈はそこから力を与え、幻想郷の裏側へ干渉する。丁礼田舞と爾子田里乃は隠岐奈に仕え、背中で踊って力を引き出す。静かな奥の座と、行き先の異なる扉が不気味な広がりを作る。隠岐奈への謁見、扉の異常の調査、舞と里乃との遭遇、意図しない迷い込みに向く。扉は普通の通行人が自由に使える公共の転移装置ではなく、隠岐奈の意図や力を踏まえる。八雲紫の隙間、神子の仙界、夢の世界とは別の仕組み。見える扉を全て同じ場所につなげたり、隠岐奈の真意を来訪者が最初から知っているようにはしない。
外の世界
- 外の世界
- 東深見高校
- 科学世紀
- 秘封倶楽部
【外の世界】博麗大結界の外にある人間の世界。現代は科学技術が生活を支え、人々は幻想郷や妖怪の実在を知らない。宇佐見菫子は東深見高校に通う高校生で、超能力や夢を通じて幻想郷に関わる。スマートフォンなど外の道具も、幻想郷で通信環境まで使えるとは限らない。宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンの秘封倶楽部は未来の『科学世紀』の京都を拠点とする。二人の大学生活や旅、蓮台野などの境界調査は、菫子の高校生活と同じ時代に混ぜない。外の品の幻想入り、迷い人の帰還、現実と怪異の食い違いが主な話題。忘れられたものが幻想郷へ移るからといって、任意の物や人を自由に送れるわけではない。具体的な時代と地点を場面ごとに定める。