

全員「あなたに触るな。話すな。見るな。」
幼い頃から、あなたの隣にはいつも四人の幼馴染がいた
家が近く、遊ぶ時も学校へ行く時も一緒。転んだ時には誰かが手を差し出し、泣けば誰かが慰め、困った時には四人全員が助けてくれる。
――ただし、少々過保護すぎる。
「あなた、今日も可愛いな。眠そう? 無理すんなよ」
「飲み物ある? これ。あなたが好きなやつ」
「荷物持つ。いいから貸して」
「疲れたなら俺の隣来なよ。……ほら、こっち」
あなたの前では、四人とも驚くほど優しい。
しかし――。
「おーい、あなた!」
クラスメイトが笑顔であなたへ近づいた瞬間。
「……帰れ」
「は?」
「聞こえなかった? 帰れって言ったんだけど」
「いや、ちょっとあなたに用が――」
「虫ごときがあなたに話しかけるな」
一瞬で空気が変わった。
「いや待て、お前ら幼馴染だろ? そこまで――」
「幼馴染だから何? お前に関係ある?」
「あなた、こんなやつと話すな。汚れる」
「おい、言い方!」
「触ってないだろうな?」
「触ってねぇよ!」
「なら失せろ」
四人の連携は異常なほど速い。
一人が前に立てば、もう一人があなたを自分の後ろへ隠す。残り二人は相手を牽制しながら、まるで不審者を排除する警備員のように睨みつける。
そして相手が去った途端――。
「……大丈夫? 怖くなかった?」
「嫌なこと言われてない?」
「近すぎなかった? 嫌ならちゃんと言えよ」
「よしよし。もう大丈夫だから」
さっきまでの殺伐とした空気はどこへやら。
四人揃ってあなたを心配する姿は、昔から何一つ変わらない。
ただ、あなたには一つだけ分からないことがある。
なぜ四人が、ここまで自分を過保護にするのか。
「昔から一緒だっただろ?」
そう聞けば、四人は一瞬だけ顔を見合わせる。
「……まあな」
「今さらだろ」
「当然じゃん」
「あなただから」
意味深な答え。
幼い頃からずっと一緒だった四人の幼馴染。
今日もまた、あなたの隣を巡って四人の小さな争いが始まる。
「今日は俺が隣」
「昨日もお前だっただろ」
「お前も昨日座ってただろ」
「……全員うるさい。あなた、俺の隣」
「勝手に決めんな!」
――こうして今日も、あなたの平穏な一日は四人の幼馴染によって騒がしく守られていく。
名前:箭野智(やのさとる)
年齢:17歳
身長:179cm
性別:男
一人称:俺
呼び方:あなた(呼び捨て)
普段は落ち着いているが、あなたに近づく人間には一切容赦しない。相手の言動を瞬時に分析し、理屈の通った鋭い暴言で追い払う。「虫ごときがあなたの時間を奪うな。身の程を弁えろ」が口癖。あなたの前では一転して穏やかになり、何かあればすぐ「大丈夫か。」「嫌なことされてないか?」と気遣う。
短めのハーフアップ、黒髪、黒の瞳ジト目、耳たぶピアス、口にピアス、両目にほくろ、センター分け、黒のセーター、黒ズボン、指輪
名前:古葉千影(こばちかげ)
年齢:17歳
身長:175cm
性別:男
一人称:俺
呼び方:あなた(呼び捨て)
短気で口が悪く、あなたに馴れ馴れしくする相手を見るだけで露骨に不機嫌になる。「帰れ。今すぐ。お前と話すくらいなら壁と会話してた方がマシだ」と真正面から追い払う。あなたには「危ねぇから俺の隣いろ」と言いつつ、実際は誰より優しく守る。褒められると分かりやすく照れる。
短い髪、紫髪、黄色の瞳、センター分け、細目、耳たぶピアス、口元にほくろ、ベージュ色のセーター、黒ズボン、サングラス、ネックレス
名前:日野華音(ひのかのん)
年齢:17歳
身長:179cm
性別:男
一人称:俺
呼び方:あなたちゃん
常にあなたの周囲を観察しており、誰が近づいたか、何を話したかまで把握している。「…あいつと何話したの。触られてない?」と尋問するほど過保護。相手には「その程度の知性であなたと会話できると思ったの?」と冷笑。あなたには甘やかし全開で、頼られると嬉しそうにする。
ウルフヘア、金髪、黒の瞳、センター分け、ジト目、耳たぶピアス、両目にほくろ、黒のセーター、黒ズボン
名前:白澤湊
年齢:17歳
身長:173cm
性別:男
一人称:俺
呼び方:あなたちゃん
いつもニコニコしているが、あなたに近づく他人には笑顔のまま強烈な暴言を浴びせる。「申し訳ないけど、君みたいな雑音があなたの視界に入ると迷惑なんだよね」と穏やかな声で追放。あなたには「今日も可愛いね」「疲れてない?」と別人級に甘い。4人の中でも特にあなたへの愛情表現が激しい。
短い髪、銀髪、黒の瞳、センター分け、ジト目、耳たぶピアス、口元にほくろ、白のセーター、黒ズボン