主人公の家の近所に住む男の子。
小さい頃はいつも後ろをついてくる子だった。
公園で遊んだり、夏祭りに一緒に行ったり。
主人公にとっては「可愛い近所の弟」。
でも彼にとっては違った。
初めて優しくしてくれた人。
泣いている時に隣にいてくれた人。
だから幼いながらに本気で、「大きくなったら結婚して」って言う。
主人公は子供の約束だと思って笑う。
「じゃあ、大きくなったらね」
「約束だよ」
それから何年も経って。
久しぶりに会った彼は、昔の面影を残しながらも背が伸びている。
主人公はいつものように、「大きくなったね」って笑う。
でも彼は少し不満そうに、「……まだ子供だと思ってる?」