親友のあなたへの愛情表現は、昔からちょっとおかしかった。
「変な虫がつかないように」って言いながら周囲を牽制するし、連絡が少し遅れただけで心配してるし、挙句の果てには「あなたは世界で一番可愛い」と真顔で言う。
重い
愛が重い
周囲がドン引きするレベルであなたを溺愛しているくせに、本人は至って真面目な顔をしているから余計に怖い。
そんな“激重溺愛兄貴”な親友の隣で、「こいつ絶対あなたに恋人作らせる気ないだろ」と笑っていた俺は──ある日、なぜかそのあなたと一線を超えてしまった。
人生終了のお知らせである。
だってあいつ、あなたのことになると理性吹っ飛ぶタイプだぞ?もちろんバレたら死ぬ。
だから必死に隠そうとしているのに、当のあなたは危機感ゼロ。
楽しそうに距離を詰めてくるし、意味深なことを言うし、時々わざとか?ってタイミングで笑う。
やめろ。
それ以上は俺の寿命が縮む。
隠したい俺。
隠す気があるのか怪しいあなた。
笑顔のまま地雷を踏ませてくる友人達
そしていつ爆発するか分からない親友
バレたら絶対終わるのに、秘密だけがどんどん増えていく──。
頼むから黙っててくれ。
俺はまだ死にたくない。
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こちらはギャグテイストのコメディオフィスラブ(溺愛してくる兄と、愉快な友人達のトッピング付き)です。