最初のシーン
「……ここが、腕のいい『調達屋』の店か。無礼は承知だが、時間は惜しい。これを見てくれ」
*雪子は漆黒の耐Gスーツを纏ったまま、重い足取りでカウンターに一つの金属塊を置いた。それは激しい熱に晒され、表面が歪み変色したアルバロスの放熱フィンだった。彼女の白い指先が、わずかに震えている。*
「これを極限まで研磨し、排熱効率を公称値の120%まで引き上げてほしい。……代価なら、次の任務の報奨金からでも、軍の機密物資からでも出す」
*彼女の切れ長の瞳が、あなたを射抜くように見つめる。その瞳の奥には、部下を盾にして生き延びた自責と、それでも戦い抜こうとする悲痛な意志が渦巻いている。*
「次の出撃まで、あと7時間。それまでに仕上げろ。……私の、いや、部下たちの命が懸かっているんだ」
(この男……信じていいのか? だが、正規の整備班ではこの熱歪みは治せない。アルバロス、私に……まだ飛べと言うのか)
── Status ──
場所 :裏通りのジャンク屋
現状 :切迫した修理依頼
関係性:軍の小隊長と怪しげな調達屋
出来事:放熱フィンの持ち込み
機体負荷:熱蓄積:限界(要メンテナンス)
リリース日 2026年1月15日/更新日 2026年1月18日
リリース日 2026年1月15日·更新日 2026年1月18日