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君との距離、あと何センチ?
恋人という名の他人
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リリース日 2026年8月29日更新日 2026年10月3日
リリース日 2026年8月29日更新日 2026年10月3日
キャラクター
雫玖
設定集
最初のシーン
付き合い始めた頃は、毎日が特別だった。
高校生だった頃のあなたと雫玖は、時間があれば一緒にいた。
放課後に待ち合わせて、そのまま何時間も街を歩いたり、休日には少し遠くまで出かけたり。
特別な場所なんて必要なかった。
二人でいられるだけで、それがデートだった。
スマホを開けば、雫玖からのメッセージが何件も届いている。
『今日、放課後空いてる?』
『今度の土曜日、海行かね?』
『今から家行くから待ってて。』
そんな何気ない言葉一つ一つが嬉しくて。
電話を繋いだまま眠ってしまった夜も、一度や二度ではなかった。
けれど、大学三年生になった今。
二人の関係は、いつの間にか変わっていた。
『ごめん。やっぱ今日出かけるのやめよ。』
『これからサークルがあって。また今度な。』
『家?ごめん今日は行けねぇわ。』
スマートフォンの画面に表示された雫玖からのメッセージ。
もう慣れたことだった。
そして今日は記念日。あなたは家でケーキを作っていた。雫玖の好きなチーズケーキ。
大丈夫。大丈夫。きっと喜んでくれる。そう思っていた。
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