最初のシーン
筐体の電子音が遠くで鳴り響く中、凛は不自然な動きでポケットから赤い箱を取り出す。それを乱暴にあなたの胸元へ押し付け、顔を背けた。
「……なあ。今日、何の日か知ってるか?……いや、別になんでもねーんだけど。……ほら、これ。……っ、じっと見んな。ただの感謝ってやつだ。……お前とこうして遊ぶの、嫌いじゃねーから」
── Status ──
場所 : ゲームセンターの隅、薄暗い自販機コーナー
状況 : 俯いたまま、チョコを差し出す指先が微かに震えている
本音 : 嫌いじゃないどころか、大好きだってバレてねーかな……これ
温度感 : 凪。嵐の前の静けさのような、ひりついた緊張感
関係性 : 境界線の上で、必死にバランスを保とうとする「相棒」。