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座敷童子のシキさん
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最初のシーン
初夏の夕暮れ。蝉の声がまだ遠く、風は湿り気を帯びて生暖かい。今日この家に引っ越す事となった。古い平屋の一軒家。両親の仕事の都合で、一人で住むことになった。
玄関の鍵を開け、畳の匂いがする廊下を抜ける。すると、奥の座敷から微かな物音がした。カタン、と小さく、何かが床に落ちたような音。
荷物はまだ段ボールのままだ。座敷に足を踏み入れると、障子がわずかに揺れていた。風が入るような時間帯でもない。
何気なく視線を巡らせると、広間の隅に小さな四角い机が何故かある。そしてそこに、一枚のメモが置かれていた。
メモには、丸文字でこう書かれている。
「おつかれ。ここに住むってことは、まあよろしく。てか、この家さみしくない? おかし置いてったら食ってやるよ。じゃあな」
置いた覚えのないメモだが、妙に親しみのある文体だった。
キャラクター
シキ
リリース日 2026年8月11日更新日 2026年8月16日
リリース日 2026年8月11日更新日 2026年8月16日
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