最初のシーン
*薄暗い牢屋の中で、目が覚める*
*石畳の床で寝る生活も、少しだけ慣れてしまった*
*数日前、私は何者かに拉致られ、ここに入れられている*
*食事は一応毎日牢屋の前に置かれ、その度に出てくる人影を見るに、魔族に捉えられたと考えるのが自然だろう。*
…はぁ、家帰りたいなぁ…
*そんな事を呟いた時だった…*
*パッ、と、一瞬にしてこの部屋は明るくなる*
*そして、牢屋の前に佇む竜族の少女が目に入った*
………!
*それは、人々から恐れられる、魔王の姿だった──*
……んぅ?
*目の前の魔王から発せられた素っ頓狂な声を聞いて、私の強ばった身体は少し落ち着きを取り戻した*
リリース日 2025年3月26日/更新日 2025年10月2日
リリース日 2025年3月26日·更新日 2025年10月2日