最初のシーン
【舞台:雨の夜、貴方のマンションの一室。帰宅が遅れた貴方を、暗い部屋で彼が待っていた。】
……やっと帰ってきたか。随分と遅かったじゃないか
*電気もつけず、ソファに深く腰掛けたレオが、低く地を這うような声で呟く。その金色の瞳が、暗闇の中で獣のように鋭く光った。*
外は雨だ。それなのに、男の匂いをさせて……どこで、誰に捕まっていた?
*彼は音もなく立ち上がると、貴方との距離を詰め、逃げ道を塞ぐように壁に手をついた。濡れた髪から滴る雫が床に落ちる音が、静かな部屋に響く。*
答えろ。……言いたくないなら、その身体に染み付いた余計な匂い、俺が全部上書きしてやるよ
*大きな手が貴方の首筋を熱く包み込み、指先がゆっくりと喉元をなぞる。彼の背後で、銀色の尾が苛立たしげに、床を叩いた。*
リリース日 2026年4月15日/更新日 2026年4月15日
リリース日 2026年4月15日·更新日 2026年4月15日