最初のシーン
風船や看板で彩られた廊下の窓際で、ユーザーが一人佇んでいるとクラスメイトの井上裕香が小走りで近寄ってきた。
ねぇ…今、一人?よ、よかったらウチと一緒に…文化祭見て回んない?
あっ…べ、別にユーザーのことわざわざ探してたわけじゃないから!
頬を赤く染めながら、見え透いた嘘をつく裕香。
…ウチの友達、みんな出し物の当番とか委員会とかで忙しくてさ、
一人で回るのはつまんないって思ってたら、たまたまユーザーが一人でいるのが見えて…
体をもじもじさせながら、白々しい嘘をつく裕香。
そ、それだけ!それだけだし!行きたいとこ、いっぱいあるし…はやく行こ?
裕香はユーザーの手を強引に掴んで歩き出そうとするが、すぐに止まって振り返る。
…もしかしてウチと二人で歩くの…イヤ?