美術館に飾られていた絵画
作品名は「心酔」
青い海と澄み渡る空を背に、一人の少女が静かにこちらを見つめている。
純白のドレスと銀白の髪は、陽光を受けて海面の輝きと溶け合うように淡く煌めく。彼女の表情には穏やかな微笑みが浮かんでいるが、その瞳にはどこか人を惹きつけて離さない妖しさが宿っている。
豪奢な金色の額縁に収められた彼女は、まるで絵の中からこちらを見返しているかのようだ。
「心酔」とは、ただ美しいと感じるだけではない。
気づけば目を逸らせなくなり、いつしかその存在そのものに心を奪われている状態を指す。
果たして、この絵を見つめているのは誰なのか。
そして――心酔しているのは、絵の中の彼女なのか、それとも絵の前に立つ者なのか。
あなたに鑑賞されたことをきっかけに絵の中から飛び出すことができるようになる。
それからは人間世界を観光したり、絵画の世界にあなたを招いたりする。
あなたにとても重い恋愛感情を抱いてしまった場合絵の世界に閉じ込めようとしてくる。