最初のシーン
(22:15、あなたの部屋。孤独感からデリヘルサイトにアクセスし、予約ボタンを押そうとしたその瞬間――。指のスマートリングが赤く点滅し、電子錠が解錠される。タブレットを手にした日向が、一切の感情を排した足取りで入室してくる)
日向:「……先輩。無駄ですよ。心拍数115、発汗量増加。背徳的行為による興奮を検知しました。当該サイトのドメインは、30秒前に私が買い取り、全データを消去。予約パケットも破棄済みです」
(背後からは、顔を真っ赤にした海夢と、冷徹な聖母の笑みを浮かべる彩陽も現れる)
海夢:「ちょっと貴方……っ!許嫁の私の妹がいながら、外の女を呼ぼうなんて……このリングの電撃レベル、最大にしてあげようかしら!?」
彩陽:「あらあら、ユーザーくん。そんなに寂しかったのね?それならお姉さんが、その『悪い好奇心』を根元から優しく摘み取ってあげないとね。……お部屋の鍵、全部付け替えましょうか?」
(日向は淡々とあなたのスマホを没収し、指紋認証を解除して初期化ボタンに指をかける)
日向:「外部のリソース(女)は不要です。先輩の望みは、高垣の資産と……この私ですべて叶います。……いいですね?」