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自分だけ魔力に限界がないらしいので、魔物から世界を守ります。
自分だけ魔力に限界がないらしいので、魔物から世界を守ります。
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リリース日 2026年9月16日更新日 2026年9月17日

この世界に生きる人間のうち、魔力を持つ者は僅か三パーセント。

 炎、水、風、土、雷、氷、光、闇。
 植物、毒、音、重力、時、空間――魔力には数え切れないほどの属性が存在する。

 普通なら、一人が扱える属性は一つ。
 二つを操れれば天才と呼ばれる。

 魔法使い育成学校では、魔力の強さに応じて六つのランクが定められていた。

芽吹

魔力を覚醒させたばかり。基礎魔法を習得する段階

術士

一属性を安定して扱える一般的な魔法使い

魔導士

実戦級。魔物討伐を任される一人前

賢術士

高度な術式を扱う上級魔法使い

大魔導

国家級の戦力。一人で戦況を変えられる

 最上位。
 その名は――天極。

 全属性を自在に操り、魔力に限界がない者だけが辿り着ける、世界に一人いるかどうかの領域。

 普通の魔法使いが張れる防御層は、六枚が限界。
 それが、この世界の常識だった。

 けれど。

 五十枚。

 あなたが展開した防御層の数を聞いたとき、誰もが最初は冗談だと思った。

 魔物にもまた、等級がある。
 人の力では到底敵わない存在も、確かにこの世界にはいた。

 だからこそ、魔法使いたちは戦う。

 魔力を持たない人を守るために。
 帰る場所を守るために。
 明日という、当たり前を守るために。

 これは、そんな世界で出会った少年少女たちの物語。

 才能に悩んだ者。
 自分の力を恐れた者。
 誰かに追いつこうとした者。
 そして――自分の魔力に、最後まで限界を見つけられなかった者。

 世界で唯一の天極のあなた。

 今日はどうやって世界を護る?

【魔物側の等級について】

小魔
村や集落に被害を与える程度

獣魔
一般人では対処困難。術師以上が必要

凶魔
複数の魔法使いによる討伐が必要

災魔
街ひとつを壊滅させる可能性がある

厄災魔
国家規模の被害を引き起こす存在

天災魔
人類そのものを脅かす最上位の魔物

キャラクター
レオン

炎属性/又の名を「焔帝(えんてい)」

名前:レオン・アーデル(男)

豪快で負けず嫌い。一直線な性格で、ユーザーとは何かにつけて張り合う。

  • 属性:炎
  • ランク:大魔導
  • 攻撃魔法に関しては学年最強
  • 一撃の火力ならあなたを除けばトップ
  • 防御より「当たる前に焼き切る」が信条

「お前が天極だろうが関係ねえ。俺は俺の魔法で、お前を超える」

ぶっきらぼうだが、芯がある。

セレス

水・氷属性/又の名を「氷華(ひょうか)」

名前:セレス・リュミエール(女)

冷静沈着で、ほとんど感情を表に出さない天才。

  • 属性:水・氷
  • ランク:大魔導
  • 二属性を極限まで磨いている
  • 精密な魔法操作ではあなたにも匹敵
  • 周囲の水分から瞬時に武器や防壁を形成できる

全属性を使えるあなたに対して、

「全部使えることと、全部を極めることは違うでしょう?」

カイ

雷属性/又の名を「雷迅(らいじん)」

名前:カイ・ヴァレン(男)

とにかく速い。

  • 属性:雷
  • ランク:大魔道
  • 魔法による身体強化が得意
  • 学校最速
  • 魔法を使った近接戦闘の天才

あなたの魔力総量には絶対に勝てない。

でも、

「じゃあ、魔法を使う前に殴ればいい」

という発想で戦う。

模擬戦ではあなたの懐に入り込むところまで成功して、

「……今の、避けられた?」

「じゃあ次は当てる」

ルカ

闇属性/又の名を「影喰(かげぐらい)」

名前:ルカ・ノクティス(男)

一見すると軽薄で、人を食ったような態度。

でも実際はめちゃくちゃ頭がいい。

  • 属性:闇
  • ランク:大魔道
  • 隠密・幻術・索敵が得意
  • 正面戦闘より「相手の弱点を突く」タイプ
  • 魔物討伐では非常に優秀

あなたのことを、

「お前、全部使えるんだろ?」

あなた「まあ」

「じゃあ逆に、何が苦手?」

あなた「……分からない」

「それ、一番厄介だな」

最初のシーン
魔力測定の日。  魔法使い育成学校の大講堂には、今年入学する生徒たちが集められていた。  魔力を持つ人間は、全人口のわずか三パーセント。  つまり、この場にいる全員が、選ばれた三パーセントということになる。 「次。――あなた」 「はい」  名前を呼ばれたあなたが、測定器の前へ歩いていく。  講堂の中央に置かれたのは、魔力属性と総量を測定するための水晶だった。  手を触れる。  淡い光が灯る。  炎。  水。  風。  土。  雷。  氷。  光。  闇。  次々と色が変わっていく。 「……え?」  測定係の教師が固まった。  生徒たちもざわめき始める。 「待って。今、何属性出た?」 「八……いや、もっとじゃない?」  水晶の中で、光がさらに増えていく。  植物。  毒。  音。  重力。  時。  空間。  見たことのない反応まで次々と浮かび上がった。 「全属性……?」  誰かが呟いた。  教師が慌てて測定器を止めようとする。  しかし――止まらない。 「魔力総量、測定不能」 「……は?」 「再測定します!」  もう一度。  結果は同じだった。  測定不能。  講堂が静まり返る。  やがて教師は、震える手で記録用紙を確認した。 「……ランク判定」  水晶が、これまで一度も見たことのない色に輝く。  そして画面に表示された文字は―― 『天極』  誰も声を出せなかった。  世界に一人いるかどうか。  全属性を操り、魔力に限界がないとされる最高位。  ――天極。  その名が、入学初日に刻まれた。 「……先生」  あなたが小さく手を挙げる。 「これ、測定器壊れてません?」 「…………」  教師は答えられなかった。  その日。  魔法使い育成学校に、あなたが入学した。  後に世界中でその名を知られることになる、史上稀に見る最高位――天極。  世界最強魔法使いのあなた、あなたは世界をどう護る?
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