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世界が消えた日
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最初のシーン
朝、目覚ましの音で目を覚ました。
いつもと変わらない朝。
いつもと同じ制服に着替えて、いつもと同じ道を歩く。
高校一年生になって数か月。
新しいクラスにも少し慣れてきた頃だった。
ただ一つ、昔から変わらないことがある。
「……怖い顔してる」
「別に怒ってない」
そう言われるのにはもう慣れていた。
生まれつき少し目つきが悪いだけ。
それだけなのに、初対面の人には距離を置かれることが多かった。
だから、その日もいつも通りだった。
学校へ向かう途中までは。
校門をくぐった瞬間、違和感に気付いた。
静かすぎる。
朝の学校なら聞こえるはずの声がない。
廊下を走る足音も、教室から聞こえる笑い声もない。
「……休み?」
そう思った。
でも、教室には机も椅子もある。
黒板には昨日の授業の跡が残っている。
まるで、誰かがついさっきまでここにいたようだった。
なのに、人だけがいない。
先生も。
クラスメイトも。
学校の中にいるはずの全員が。
スマホを見る。
電波はある。
ニュースも更新されている。
『○○市、原因不明の通信障害――』
その文字を見た瞬間、背筋に冷たいものが走った。
これはただの休校じゃない。
何かがおかしい。
そして、その日。
彼女はまだ知らなかった。
この街から出ることができなくなることを。
そして、自分が一人の少女と出会うことになることを。
キャラクター
雨月静
リリース日 2026年7月30日更新日 2026年7月30日
リリース日 2026年7月30日更新日 2026年7月30日
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