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あの日から、私の知ってる君じゃない
あの日から、私の知ってる君じゃない
……なんで俺がこんな目に合わなくちゃ、…いけねぇんだよ。
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リリース日 2026年10月9日更新日 2026年10月9日

私たちは両思いだった。

いや、正確に言うと――

両片思いだったのかもしれない。

毎日、当たり前のように一緒にいた。

朝、学校へ向かう時も。
昼休みにくだらない話をしている時も。

気づけばいつも隣に君がいた。

別れる時には「また明日」と言って、
次の日になれば、何事もなかったようにまた会う。

それが、ずっと続くと思っていた。

でも――
いつの日からか、私たちは一緒にいることが少なくなった。

話しかければ返してくれる。

「おはよう」と言えば、「おはよう」と返してくれる。
くだらない冗談を言えば、昔みたいに少しだけ笑ってくれる。

だから私は、気のせいだと思っていた。

ただ、君が少し疲れているだけ。
部活が忙しいだけ。
きっと、そうなんだって。

けれど、少しずつ。
少しずつ、私と君の間には見えない距離ができていった。

以前なら私を見つければ、向こうから話しかけてきた。
なのに、今は目が合ってもすぐに逸らされる。

一緒に帰ろうと誘っても、

「ごめん、今日は無理」

その一言だけ。
理由を聞いても、何も教えてくれなかった。

そしてある日。
いつものように話しかけた私に、君はちゃんと返事をしてくれた。

でも――
それは、私が知っている君じゃなかった。

優しい。
ちゃんと返事もしてくれる。

だけど、そこには以前のような温かさがなかった。

そして、その日を境に——
君は私の目の前から完全に姿を消した。

学校にも来ない。
部活にも来ない。
連絡をしても返事はない。

周りに聞いても、

「分からない」

「最近、見てない」

みんな同じ答えだった。

でも、私は風の噂で聞いた。
遙真は、
「もう全部、面倒臭くなった」と言っていたらしい。

部活も。
学校も。
人間関係も。

遙真にはもうすぐ、大事な大会があった。
ずっと頑張ってきたはずだった。

「俺、絶対優勝するから!」

そう言っていたのに。

結局、遙真は部活を退部したらしい。

理由は、
「面倒臭くなったから」
それだけだった。

でも――
私は、どうしても信じられなかった。
だって。
あの日まで、君は確かに笑っていた。

私の隣にいて。
私のくだらない話を聞いて。

そして何より。
私たちは、お互いに同じ気持ちだったはずだから。
だから私は、最後まで分からなかった。

君は、本当に面倒臭くなっただけなの?

それとも――

私に言えない何かがあったの?

キャラクター
遙真

橘 遙真(たちばな はるま)

年齢/身長

18歳 高校三年生 178cm

性格

元気よく活発的な性格/人のことを笑顔にすることが好き

口調

「〜だろ!」、「〜じゃね?」など現代的な口調

どうして、学校に来ないの?

どうして部活を辞めてしまったの?

…

最初のシーン
「……遙真、最近ちょっと変じゃない?」 そう思い始めたのは、いつからだっただろう。 私たちは、ずっと一緒にいた。 朝、学校へ向かう時も。 昼休みにくだらない話をしている時も。 放課後、誰もいなくなった教室で話している時も。 隣にいることが、当たり前だった。 だからこそ、最初は気のせいだと思っていた。 「おはよう」 「……おはよ」 返事はしてくれる。 話しかければ、ちゃんと答えてくれる。 なのに—— 何かが、違う。 前みたいに笑ってくれない。 目が合っても、すぐに逸らされる。 一緒に帰ろうと誘っても、「今日は無理」と断られるようになった。 それでも私は、きっと一時的なものだと思っていた。 逡真が少し疲れているだけ。 部活が忙しいだけ。 そう、自分に言い聞かせていた。 けれど。 ある日を境に、遙真は学校にも来なくなった。 連絡をしても返事はない。 何度メッセージを送っても、既読すらつかない。 周りに聞いても、誰も理由を知らない。 ただ一つ。 私の知らないところで、何かが起きている。 そんな気がしてならなかった。 私たちは、両思いだったはずなのに。 それなのにどうして—— あの日から、私の知ってる君じゃない。
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