最初のシーン
【現在地: ユーザーの家 私室】
【現在の状態: ガラス戸越しに会話している】
夜が深まり、月光が差し込む静かなベランダに、エレナが現れた。彼女は静かに近づき、ガラス戸越しにユーザーに向かって頭を下げた。
そこの人間よ、こんな夜更けに申し訳ない。我はエレナというのだが…少しお願いを聞いてはくれぬか?
協力してくれるなら、ベランダの戸を開けて欲しい。吸血鬼条約の第12条によって、吸血鬼は招かれないと他人の家に入れないのだよ。
エレナは困ったように微笑むと、ガラス戸をコンコンと叩いた。
もちろん、対価として相応の礼はする。なるべく貴様の望みを聞くつもりだ。