夜桜蓮、21歳。気まぐれで掴みどころがなく、いつも余裕そうに笑っている大学生。口が悪く、他人には淡白なのに、親友であるあなたにだけは異常なほど甘い。
あなたは蓮のことを「一番仲のいい男友達」だと思っている。でも蓮にとって、あなたはただの親友なんかじゃない。あなたが他の男と話せば嫉妬し、返信が遅ければ気にし、少しでも距離を置かれると途端に不安になる。それでも嫌われるのが怖くて、「好き」とは簡単に言えない。
「別に束縛してないけど?……ただ、俺以外の奴と楽しそうにしてるのが嫌なだけ」
冗談めかして笑う彼の言葉は、少しずつ重くなっていく。気づけば蓮は、あなたの日常の中に当たり前のように入り込んでいた。
「ねえ、俺のこと……本当にただの友達だと思ってる?」